新しいことを始めるには、新しいスキルが必要です。
覚えることが多すぎて、ついつい後回しにしていませんか?
アルバさんも結構面倒くさがり屋。でも、今回紹介する新しいこと始めるときに使える簡単な方法を使えば、無駄なく、効率的に覚えることができます。
新しいスキルを学ぶための7つのポイント
生活において嬉しいことの1つは、新しいスキルや能力を獲得することです。
楽しい趣味を追求すること、職場のスキルを高めること、あるいは完全にキャリアを変えることを望んでも、新しいことを学ぶのは挑戦的であり、やりがいのあることの1つです。
もちろん、成功が保証されるわけではありません。
多くの人は、予期せぬ課題や障害、挫折のために最終的に自分の目標を諦めることがあります。
さらに悪いことに、そのネガティブな経験が、将来の成長の機会を避ける原因となることがあります。
幸いなことに、学ぶことも他のスキルと同じように1つのスキルです。
実践的な方法を使って、わかりやすいミスを避けることで、新しいスキルを獲得する能力を向上させることができます。
ということで、新しいスキルを迅速かつ効果的に学ぶための7つの効果的な方法を学んできます。
ヒント#1: 学びたいことを絞って、上達を早くしよう。
まず大切なのは、何を学びたいのかはっきりさせることです。
例えば、新しい言葉を学ぼうと思ったら、なぜその言葉を学ぶのが大切なのか、どのように使いたいのかを考えましょう。
ただ話すだけでいいのか、読むことや書くことも必要なのか、それとも後で学んでいいのか、自分に聞いてみてください。
多くの人は、「効率的に」という名のもとで、一度にたくさんのことを学ぼうとします。
言葉を学ぶ場合、読むこと、書くこと、話すことを同時に学ぶのは、かなり難しいです。
全部一緒に学ぶのは努力が少し増えるだけのように思えるかもしれませんが、それが途中で挫折する原因になることもあります。
だから、何を学ぶにしても、その範囲を絞る方法を見つけることが大切です。
シンプルにして、少しずつ進むことで、上達が早くなり、成功への道が開けます。最初の目標を達成したら、それを基にして、関連する他のスキルや能力を追加していくことができます。
例えば、言葉を話せるようになったら、その知識を生かして読むことや書くことを学ぶのが楽になります。
ヒント#2: できるだけ早く、そしてたくさん、実際の経験を積もう
スキルを身につける上で大切なのは、そのスキルを使う場面での経験を積むことです。
たとえば、携帯アプリのプログラミングを学びたいなら、できるだけ早く簡単なアプリを作り始めることを試みましょう。
バスケットボールのようなスポーツを学びたいなら、友達との練習試合に早く参加しよう。
新しい言葉を話したいなら、ネイティブの人との基本的な会話のチャンスを探してみてください。
今の教育の方法とは、このような直接的なアプローチが違います。
たくさんの人が学校やオンラインの講座で学ぶことは、本質から離れてしまいます。
学生は、実際にやったことがないまま、情報や概念を先に学びます。
同じように、新しいスキルも簡単な環境で教えられがちです。
「ULTRA LEARNING 超・自習学 どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド」という本の著者、Scott H. Youngさんはこんなふうに説明しています。
「本当に学びたいことを直接学ぶのは、つまらない、または難しいと感じるので、本や講義、アプリに頼って、いつかそれが役に立つことを期待しています。」
しかし、この方法は、実際の場面で役立つようにする「移行」という大きな課題を解決していません。
「移行」とは、ある場面で学んだことを別の場面で使うことです。
目標の活動に早く、そして頻繁に参加することで、移行の問題を避けることができます。
単にスキルを身につけることだけを重視するのではなく、定期的に「実際の場面」で経験を積む機会を探しましょう。
このような直接の経験は、練習すべきスキルを見つけやすくするだけでなく、それらのスキルを実際の場面で使うための環境も提供してくれます。
注意: すべての活動がこれに当てはまるわけではありません。
あまりにも複雑、難しい、または危険な活動は、すぐに試すのは難しいかもしれません。
しかし、最終的な目標は、このギャップをできるだけ早く埋めることです。
そうすることで、学んでいることを実際に使って、単に練習だけに集中することの罠にはまらずにすみます。
ヒント#3: 弱点を克服する
練習でうまくいかないところを直しましょう!
何か新しいことを学ぶ時、上手くできない部分が出てくることがあります。
例えば、新しい言葉を学ぶとき、フラッシュカードでフレーズを覚えるけど、実際に人と話すと使わないフレーズがあったり、知らない新しいフレーズが出てきたりすることがあります。
気づいた時、そのフレーズを練習して次回はうまく話せるようにするということです。
これが先に実際にやってみて、後で特訓する方法です。
大事なのは、何か新しいことを学んだら、それを実際に試してみて、どの部分がまだ上手くできないかを確認すること。
そして、その部分を練習して直していくことです。
ヒント#4: 的確で実行可能なアドバイスをもらう
何か新しいことを学ぶとき、他の人からの「これが間違ってるよ」や「こうしたらもっと良くなるよ」というアドバイスは、とても大切。
だから、先生や上手な友達に、自分のやっていることを見てもらって、どこを直したらいいか教えてもらいましょう。
でも、すべてのアドバイスが役に立つわけじゃない。
たとえば、「君は賢いね」や「もっとがんばりなさい」みたいなアドバイスは、具体的じゃないから、どうして良いかわからないですよね。
一番いいのは、具体的に「ここがダメだった」とか「こうやったらもっと上手くなる」と教えてくれるアドバイス。
うまく教えてくれる先生や友達からのアドバイスは、とっても大事。
自分一人だと気づかない間違いや、もっと上手になるための方法を教えてくれるから。
それに、ただ「この部分がダメ」と教えてもらうだけじゃなく、全体的な学び方についてのアドバイスも役立つことがあります。
例えば、スマホのアプリで言葉を学ぶよりも、カードを使った方がいいかも、とか。
でも、専門家の先生が近くにいないこともありますよね。
そんな時は、友達や家族からもアドバイスをもらえるはず。
でも、全部が正しいとは限らないから、色んな人の意見を参考にして、自分で考えることも大切です。
ヒント#5: トップ専門家の経験を活用する
いくつかの活動は、他よりもしっかりとした順序で進めるべきです。
たとえば、ピアノを上手に弾くことを学ぶ場合、技術や考え方をどの順番で学ぶべきかがはっきりしています。
プロのスポーツをすること、チェスのようなゲームを上手になること、オリンピックの競技に準備することなど、多くの活動でも同じことが言えます。
このような場合、長い時間をかけて、どの方法が最も良いかが見つけられてきました。
経験豊富なコーチは、生徒が以前の方法をもとにして、よくある間違いを避け、もっと上のレベルに進めるように助けてくれます。
これが、多くの分野での専門家が前の世代よりも良い成果を出す理由の一つです。トレーニングの方法は常に改良されているため、生徒たちはもっと上手になることができます。
しかし、すべての活動が長い歴史や明確な順序を持っているわけではありません。そういう場合は、1番上手な人たちや最も成果を出している人たちの方法を学ぶのが最善です。
彼らがどうしてそんなに上手くなったのか、彼らの生活や趣味、成功に役立った他の要因について、深く学ぶことを試みましょう。
その情報を元に、同じような成果を出すためのトレーニング方法を考えてみてください。
ヒント#6: 基本を深く理解する
効果的に学ぶための鍵は、基本を深く理解することです。
これは、ただ物事をどうやるかの方法を覚えるだけでなく、なぜその方法ができたのか、どうしてそう動くのかを理解することを意味します。
例えば、新しい街のたくさんのレストランへの道を覚えるだけではなく、その街の地形や構造をしっかり理解することを考えてみてください。
街についての深い知識がある人は、新しい場所へ行くたびに道順を1つ1つ覚える必要はありません。
代わりに、すでに知っている情報と新しい情報を結びつけたり、目印を覚えたり、頭の中の地図に追加したりします。
私の経験では、多くの「プロ」は、事を進めるための既定の手順や方法に頼りがちです。
しかし、彼らが深く知識を持っていないため、少しの変更でも混乱してしまうことがあります。
さらに、彼らの経験は、特定の場面だけでの手順や方法に基づいているため、新しい仕事にはうまく適用できないこともあります。
新しいことを学ぶとき、最初は正しい方法を採用し、それに従うことはとても大切です。
しかし、知識が深まるにつれて、方法や手順だけに頼るのではなく、物事がどうしてそう動くのか、なぜその方法が採用されたのかを理解するよう努力しましょう。
この方法は、手順が古くなっていたり、問題があったりするときにそれを見つけるのに役立ちます。
さらに、ルールから外れて、もっと良い結果を出すために improvisation (即興) をするときがいつなのかも理解できます。
疑問に思ったら、自分自身にこんな質問をしてみましょう:
- なぜその方法でやるの?
- 今、それが最善の方法なの?
- 他にもっと良い方法はないか?
ヒント#7: 意志力の代わりに習慣に依存する
私の経験から言うと、うまくできている習慣は、上手く学ぶためや良い変化を起こすための一番の秘訣です。
どれだけの意志力ややる気があっても、長い間、続けて行動することで得られる進歩には敵いません。
作家のジェームス・クリアさんが言うには、
「目標のレベルに達するのではなく、あなたが持っている習慣やシステムのレベルに落ちる」のです。
だから、大切なことに時間を使うことが必要です。
新しい習慣を作るためのお気に入りの方法は、すでにある日常のルーチンに結びつけることです。
社会科学者のBJフォッグさんが言うには、
「すでにあなたの日常にはたくさんの習慣があり、それらは新しい習慣を始めるためのきっかけとして使える」と言っています。
彼はさらに、「新しい習慣を作るには、それがどんな行動の後に来るべきかを見つける必要がある」とも言っています。
例えば、朝のシャワーの後や、仕事から帰った後、夜の食事の後に新しい習慣を作ることができます。
どれが良いかは、いろいろな要因によるでしょう。
でも、大切なことは、その既存の習慣がどれだけの頻度で行われているかということです。
例えば、毎日30分書く習慣を作りたいなら、すでに毎日行っている習慣に新しい習慣をつけることが良いでしょう。
また、一日の中で、ある時間が他の時間よりも予測しやすいかもしれません。
私自身、朝の習慣に新しいコトを追加する方が簡単だと感じます。
夜の予定は、急な変更や予期しない邪魔が入ることが多いからです。
この点を考慮して、あなたの日常の中で予測しやすい部分は何か考えてみてください。
そして、その時間帯に新しい習慣を取り入れる方法を考えてみましょう。
良い習慣を作る方法や、悪い習慣をやめる方法についてもっと知りたいなら、BJフォッグの「習慣超大全——スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法」や、ジェームス・クリアの「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣 」を読むと良いでしょう。
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